10月
10月1日
カレーミートソース
バターナッツかぼちゃスープ
ツナサラダ
牛乳
【栄養教諭から】
今日のスープには、「バターナッツかぼちゃ」が入っています。バターナッツかぼちゃとは、かぼちゃの仲間で、ナッツではありません。日本のかぼちゃよりしっとり水分が多く、フレッシュな香り(メロンのような)がして、あまみがあります。バターナッツかぼちゃは、ヨーロッパ野菜の一つです。ヨーロッパ野菜とは、海外で育ち、日本に輸入される野菜で、ヨーロッパでしか育たない野菜をさいたま市の農家の方が育てています。
10月2日
麦ご飯
生揚げのごまみそ煮
いそかあえ
【栄養教諭から】
「生揚げ」とは、別名「厚揚げ」とも言います。油揚げのような香ばしさと、豆腐のようなやわらかさが同時に味わえます。火を通しても形が崩れにくいので、炒め物や、煮物によく使われます。今日は鶏肉、じゃがいも、にんじん、大根、ごぼう、こんにゃくなどたくさんの食材をかつおだしで煮込み、砂糖、醤油、味噌などで味付けをしています。
10月3日
ひじきのちらし寿司
かつおの漁師揚げ
うずしお汁
冷凍みかん
【栄養教諭から】
<ひじきのちらし寿司>
徳島県はひじきが有名で、2月~5月に特に美味しい時期を迎えます。お祝い事でよく出される料理です。
<かつおの漁師揚げ>
醤油、生姜、砂糖で味付けをし、パン粉を付けて油で揚げています。
<うずしお汁>
徳島県と淡路島の間にある海では、渦潮があることから、「鳴門の渦潮」と呼ばれています。渦潮をイメージしたなるとと、そうめんを入れた料理です。
10月4日
麦ご飯
すきやき風煮
春雨サラダ
【栄養教諭から】
「すき焼き」とは、お肉に野菜や豆腐などの具材と、醤油、砂糖、酒などの調味料を合わせた料理です。昔、畑仕事で使う「鋤」を鉄板代わりにして貝や魚を焼く「魚すき」「沖すき」と呼ばれる料理が存在していたと言われています。また、お肉を薄く切る「剝き身焼き」が「すき焼き」となったとも言われています。
10月7日
岩槻ご飯
沢煮椀
さんまの生姜煮
ピリ辛きゅうり
【栄養教諭から】
「沢煮椀」とは、千切りに切った野菜と、豚肉または鶏肉などたくさんの具材を使った愛知県の郷土料理です。昔、「多い」という意味を「さわ」と言ったところからこの名前が付いたと言われています。漁師が山に狩りに行く時に、日持ちする脂が付いた肉を持って行き、山菜などと一緒に具だくさんの汁を作ったことが始まりとされています。
10月8日
麦ご飯
五目豆腐
胡麻和え
牛乳
【栄養教諭から】
「五目豆腐」は、マーボー豆腐の和風版として考えられました。「五目」は「5種類の食材が入っていること」という意味です。今日の給食では、豆腐、豚肉、にんじん、たけのこ、ちくわ、ねぎなどの5種類以上の具材が使われているので栄養満点です。かつおぶしや、砂糖、みりん、しょうゆ、みそ、ごま油で味付けをしています。
10月9日
卵とじうどん
さつまいものからあげ
菊花和え
牛乳
【栄養教諭から】
「菊花和え」とは、菊の花が入っていて、秋田県でよく食べられています。菊は日本の代表的な食べられる花の一つです。昔、9月9日は現在の10月中旬頃のことで、菊がきれいに咲く時期です。お酒に菊の花びらを浮かべ、病気せず、長生きできるようにと言われていました。今日は小松菜、もやし、菊の花をしょうゆで和えています。
10月10日
黒パン
ポテトのチーズソース和え
コーンサラダ
ブルーベリーゼリー
牛乳
【栄養教諭から】
「10」を2つ横にすると、眉毛と目のように見えることから10月10日は「目の愛護デー」とされています。「愛護」とは、「目を大切にしよう」という意味です。目の疲れを和らげてくれる食べ物は、ブロッコリー、ほうれん草、ブルーベリー、ナス、にんじん、かぼちゃなどたくさんあります。今日の給食はブルーベリーセリーをつけました。
10月11日
麦ご飯
じゃがいもの肉みそソース
小松菜とわかめのサラダ
牛乳
【栄養教諭から】
小松菜は、かぶと同じアブラナ科の植物です。菜の花の仲間でもあるので、黄色い花が咲きます。小松菜とほうれん草の違いはわかりますか?ほうれん草は根っこが赤く、小松菜より茎が細く濃い緑色をしています。小松菜は根っこが白く、茎はほうれん草より太く淡い緑色です。
10月15日
麦ご飯
鮭のちゃんちゃん焼き風
きのこ汁
牛乳
【栄養教諭から】
鮭のちゃんちゃん焼きとは、秋から冬にかけてとくに美味しい鮭と、野菜を炒め、バターと味噌で味付けをした、北海道の郷土料理です。野菜は、たまねぎ、キャベツ、にんじん、えのき、とうもろこし、にらなどたくさんの具材が入っています。郷土料理とは、各地域でtれる食材を使ったり、その土地ならではの調理方法で作った伝統的な料理のことです。
10月16日
ポークカレーライス
手作り福神漬け
ヨーグルト
牛乳
【栄養教諭から】
カレーは、昔、インドからイギリスに伝わったと言われています。そのあと、イギリスで初めてカレー粉が作られました。インドにはカレー粉というものはなく、色々なスパイスを組み合わせてカレーの味を作っています。日本でもカレーの種類が地域によって違い、海に近い北海道では、えび、いか、タコなどの魚介を使ったカレーがよく食べられています。
10月17日
さつまいもご飯
さばの竜田揚げ
根菜の味噌汁
牛乳
【栄養教諭から】
「根菜」とは、土の中で成長する野菜やいものことです。大根、にんじん、さといも、かぶ、ごぼう、れんこん、さつまいもなどがあります。今日の給食では、さといも、ごぼう、にんじん、さつまいも、ねぎが根菜類になります。根菜類は、特に食物繊維が豊富で、おなかの調子を整えてくれる働きがあります。
10月18日
和風ピラフ
ニギスの磯辺揚げ
野菜スープ
牛乳
【栄養教諭から】
「ニギス」とは、20センチほどの魚です。特に美味しい時期は、3月~4月と、9月~11月です。魚の「キス」に似ていることから、「ニギス」という名前が付きました。名前も似ていますが種類がちがいます。一番の違いは、背びれと尾びれの間にある「脂びれ」があるかどうかです。ニギスは脂びれがあることから、鮭の仲間とも言われています。
10月21日
岩槻ご飯
肉じゃが
ごま酢和え
牛乳
【栄養教諭から】
「肉じゃが」とは、お肉にじゃがいも、にんじんなどをしょうゆや砂糖などで甘く煮た、日本の煮込み料理の一つです。肉じゃががは日本の「京都」が始まりとされています。昔、東郷平八郎が海外で食べたビーフシチューが忘れられず、日本の調味料で作ったのが始まりとされています。
10月23日
ワンタンメン(中華麺)
鶏肉のからあげ
中華サラダ
牛乳
【栄養教諭から】
「ワンタンメン」とは、スープにワンタンと中華麺を入れた中華料理です。「ワンタン」は、小麦粉をこねて、餃子の皮ぐらいの薄さに伸ばし、6~7センチぐらいの大きさに切り、スープに入れます。もやし、にんじん、たけのこ、キャベツ、ねぎ、小松菜などたくさんの野菜が入っています。
10月24日
ソフトフランスパン
ジュリエンヌスープ
ビーンズサラダ
シャインマスカット
マーマレード
牛乳
【栄養教諭から】
11月2日(土)に自転車競技イベント「2024ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」が開催されます。世界最大の自転車レース、「ツール・ド・フランス」を制したスーパースターたちが、さいたま新都心に来て、レースを繰り広げます。開催にちなんで、今日の給食はフランス料理が出ています。「マーマレード」は、オレンジなどのかんきつ類の実と皮を砂糖で煮詰めたものです。「ジュリエンヌスープ」の「ジュリエンヌ」とは、フランス語で「細い千切り」のことを言います。
10月25日
麦ご飯
塩麻婆豆腐
茎わかめのピリから和え
牛乳
【栄養教諭から】
麻婆豆腐とは、お肉を細かくした挽肉とねぎ、しょうが、にんにく、たけのこ、たまねぎ、にんじんなどをみじん切りにして炒めたスープを加え、しょうゆ、トウバンジャンなどで味付けした後に、豆腐を入れて煮込み、片栗粉でとろみをつけたものです。給食で毎日出ている「たまねぎ」は、体の中の血wをサラサラにしてくれたり、食物繊維が入っているので、お腹の調子を整えてくれる働きがあります。
10月28日
きのこごはん
豚汁
ホキのレモン風味
牛乳
【栄養教諭から】
ホキは、するどい歯をもつ魚です。60㎝~120㎝ぐらいの大きさです。1年を通して食べられますが、6月~9月にとくに美味しい魚です。今日の給食では、ホキを小麦粉をつけて油で揚げ、砂糖、しょうゆ、レモン果汁でたれをかけています。
10月29日
麦ご飯
手作りふりかけ
里芋のそぼろ煮
なめたけ和え
牛乳
【栄養教諭から】
里芋は、2300年ほど前の縄文時代には日本に伝わっており、お米より先に主食とされていた、歴史ある野菜です。もともとはアジアのとても暑い地域で生まれた作物です。「里芋」という名前は山で採れる「山芋」に対して、里で採れるから里芋と呼ばれるようになったと言われています。里芋は、消化吸収をよくしてくれたり、お腹の調子を整えてくれる働きがあります。
10月30日
鶏そぼろ丼
あおのりポテト
昆布和え
牛乳
【栄養教諭から】
昆布の名前の由来は、現在の北海道にあたる場所に住んでいたアイヌ民族が「コンプ」と呼んでいたものが中国に伝わり、再び日本に輸入されたと言われています。昆布だしは1300年代前半に生まれた歴史のある食べ物です。今日の給食では、刻んだ昆布、キャベツ、きゅうりを茹でて冷たくし、塩で味付けをしています。
10月31日
はちみつパン
パンプキンシチュー
ブロッコリーサラダ
ハロウィンカップケーキ
牛乳
【栄養教諭から】
ハロウィンは、秋の収穫を感謝するお祭りとされています。今から2000年くらい前、古代ヨーロッパのケルト民では秋の収穫を祝うと同時に、悪い霊を追い払う祭りがありました。このお祭りがキリスト教に伝わり、今ではアメリカでクリスマスの次に大きなイベントとして行われています。今日の給食では「ルルとララのわくわくカップケーキ」の絵本に登場する「カップケーキ」が給食に出ます。